7月

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サービスの多様化と家族葬

Posted by : Wilson Cham | On : 2013-10-17

最近、家族だけでこじんまりと故人を見送る家族葬が増えているという。
これは非常にいいことだと思う。
今までは、葬儀といえば葬儀屋に依頼して、決まったプランの中から選ぶことがほとんどだった。
それしか方法を知らなかったからだ。
一生に一度のことだし、値段をしぶるのも憚られる。
また、できるだけお金をかけて盛大に送り出したいと思う人も少なからずいただろう。
それが今になって、なぜ家族葬に人気が集まっているのだろうか。

第一に葬儀がサービス業的になったことが挙げられる。
従来のやり方では選択肢が少なすぎる。
顧客の多様なニーズに応えられなければ他社に勝てない。
今までタブーとされていたカラー写真の遺影や、故人の好きだった華やかな彩りの花祭壇を作ったり、音楽をかけるなど、時代の変化を感じさせられる。
次に情報量が増えたことだろう。
今までは町の葬儀屋さんに一任していたことも、インターネットで調べれば全部内容がわかってしまう。
比較検討されてしまうのだ。

そして不況も現実的な理由として挙げられる。
できる範囲で葬儀を済ませるには家族葬はありがたい。
最後に、あまり従来の形式にとらわれない若い世代が喪主となっていることだ。
彼らは自分らしく、心を込めた葬儀を行いたいと考えている。
それはお金をかけることでも、多くの人を呼び集めることでもなく、長年共に暮した家族でじっくりと故人を偲び、最後まで見送ることなのだ。
時代と共に価値観は変わってくる。
それに見合ったサービスが生まれてくるのは自然なことだ。
私も夫と子供だけに見送られたいと思っている。

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